国産紅茶(和紅茶 or 地紅茶)を頂いて感想を書く不定期シリーズです。
6回目の今回はこちらを頂きました。
京都和束紅茶「みおく」
肥料は発酵肥料やミネラルを中心に用い、害虫や病気の発生にもなるべく人の力で
対処、やむなく農薬を使用する時も必要最低限を心がけておられるそうです。
京都という地により合った栽培方法、多くの人に満足してもらえるお茶作りを
目指し、常に勉強、試行錯誤を重ねておられる印象を持ちました。
リーフとティーバッグ、どちらもありましたが、今回はリーフを購入しました。
茶葉はこんな感じです。くるん、とカールしています。
今回はポットで3分蒸らしてみました。
ポットの中はキラキラと光る産毛が多数見られました。期待が高まります。
飲んでみると非常に優しい味で、クセがまったくありません。
やや淡い水色(すいしょく)ともあいまって、どことなくダージリンの
ファーストフラッシュにも似た爽やかさを感じました。
品の良い繊細な味わいなので紅茶の渋みが苦手な方に特にお勧めです。
和紅茶には珍しく「アイスティーにも向いている」とあったのですが納得です。
今度アイスティーにして飲んでみたいと思います。
お茶殻はこんな感じ。
中国茶のような大きなリーフです。
パッケージに3~4分とあったので今回は3分で試してみましたが、この大きさなら
4分蒸らしても良かったかもしれません。
これまで飲んだ地紅茶、強さ順 に並べてみると、風味の強い方から
茜 > 紅・八女津媛 > 雪国紅茶 >天の上紅茶
>和束紅茶・みおく>月ヶ瀬・夏摘み
という位置付けになります。
「茜」が最も強く濃厚な味わいでミルクティーにしてもコクがある感じ。
「月ヶ瀬・夏積み」が最もマイルドな味わいでアイスティーでも楽しめる感じ。
味覚は飲む人それぞれの好みですので、もちろんどれが美味しいかという順位は
つけられません。
過去の地紅茶関連記事はこちら
地紅茶、飲むたびに感動を覚えます。本当に、ひとつひとつが個性的です。
日本は昔からお茶の国。
当然、日本の紅茶は美味しい !
皆さんもぜひお好みの茶葉をみつけて飲んでみて欲しいと思います。
これからも不定期ではありますが、地紅茶の魅力をご紹介していきますので
よろしくお願いします。