相も変わらず日本茶を勉強しております。
今回はお茶の水色(すいしょく)が綺麗な深緑色の煎茶を淹れてみました。
例によって温度計が大活躍!
来月辺りそろそろ玉露(低温抽出)を勉強してみたいと思っているので、
湯温の微妙な調整にますますお世話になりそうな予感がします。
茶葉はルピシアの「頴娃 あさつゆ」です。
「あさつゆ」という品種はほのかに甘味があり、渋味や苦味がほとんどないこと
から別名「天然玉露」とも呼ばれているそうです。
渋みの強いのが苦手な私は日本茶関連の本を何冊か読んで行く中でその名を知り、
ぜひ飲んでみたかったのです。
茶葉は普通の煎茶の葉よりやや細かくなっています。
でも葉も綺麗な緑色で艶があり、期待が膨らみます。美味しそう。
なお、茶葉の見た目が細かいことや濃く鮮やかな緑色の水色(すいしょく)という
特徴から、おそらく正確には「深蒸し煎茶」ではないかと思うんですが、
どこにも「深蒸し」の表記がない のでいまひとつよくわかりません…(汗
…… この濃く鮮やかな緑色!!
本当に美しいとしか言えません。一見すると「もしかして凄く渋いんじゃ……」
なんて不安になるぐらいの濃い色味なのですが、飲んでみると全然渋みは感じ
ません。まろやかでなんとも上品な味わいです。
この日は夫が休みで家にいたのでこのお茶を出したところ、やはり見た目が見た目
なのでビックリしておりました。でも恐る恐るひと口飲んで……
「あ、美味しいよこれ (・∀・)!」と。
(ほっほっほ。温度計殿という強い味方がござれば某のような素人でも
美味しいお茶が淹れられるのよ……)
あ、すみません。
最近すゑひろがりず(お笑い芸人)のお二人にハマっているので、つい(笑)
ところで皆さま、翡翠(ヒスイ)という宝石をご存知かと思います。
5月生まれさんの誕生石というとまずエメラルドを思い浮かべますが、
実は翡翠もまた5月の誕生石の一つして知られています。
そんな翡翠の中でも特に艶々と美しい深緑色をした最上級の石のことを俗に
琅玕(ろうかん)と呼ぶらしいのですが、ちょうどこのお茶のような
色なのかなぁ… とうっとり想像してしまいました。
さかくら総本家さんの「桜餅」
春らしいお菓子を… ということで桜餅をチョイスしてみました。
自分は神奈川県在住なので、いわゆる関東風(長命寺)の桜餅です。
子どもの頃はどこでもこのタイプの桜餅しか売られていなかったのですが、
いつ頃からでしょうか、たぶん1980年代ぐらい?頃からは関西風(道明寺)の
桜餅もスーパーの和菓子の棚に一緒に並んでいるのを見るようになりました。
自分はどちらのタイプも好きで、この季節よく食べます。
関東風の物しか知らなかった子どもの頃は
「なんでお餅じゃないのに桜 "餅"って言うのかな?」
とずっと思っていましたが後年関西風の桜餅を見てやっぱりそちらの方が本物の
桜「餅」なんじゃないかと思ったのを覚えています。
お茶はやはり桜餅には煎茶ですよね。むしろそれ以外は邪道という気がします。
相性はもちろん100点満点です!
小さい頃は桜の葉の香りがちょっと苦手で剥がして食べていましたが今はもちろん
ガッツリ葉っぱごと食べます。
娘が小さい頃、同じように「葉っぱの匂いがヤダ~!」と言って口を尖らせて
剥がして食べていたのも懐かしい思い出です。
これってもしかして「お子ちゃまあるある」かな?
そんな彼女もアラサーに近づいた今はガッツリ葉っぱごといきます(笑)