暑さの中にもようやく時々秋らしい風が吹くようになりましたね~!
珍しくこの日は冷房を入れなくても過ごしやすい日だったので、ダージリンを
ホットで楽しみました。
セリンボン茶園「ダージリン夏摘み」
昨年のセカンドフラッシュ、美味しかった茶園のダージリンもこれでおしまい。
今年は残念ながらちょっと金銭的に余裕がないので、茶園の名を冠した
セカンドフラッシュの購入は見送ります。セカンドフラッシュといっても、
ブレンドされたものはお手頃価格で購入できますので(買っちゃおうかなー)とも
思ったんですが、家にはまだ開封していない他の茶葉があるのでグッと我慢。
茶園もののセカンド、毎年複数の茶園から取り寄せて飲み比べできるような方が
正直うらやましいです。茶園によっての違いはもちろん、その年によって天候や
気温なども異なりますから、同じ茶園の物でも全くの同じ味という訳にはいかない
ところがワインなどと同様に紅茶マニアの方には楽しみなのでしょう。
おしまいの茶葉なので茶筒の底の方の葉が粉々だっため、ダージリンじゃない
みたいな濃い色になってしまいました(笑)
古今堂「濃厚生チーズケーキ 1592(HIGOKUNI)」
ルピシアから送られてくる「おたより」のお茶トモとして紹介されているのを
見てからずっと気になっていたのですが、なんと先日、月一ぐらいで覗いている
隣町のスーパーでしれっとこの6個入りが売られていたので、ミーハー根性に火が
ついて「ああ、これは買わなくっちゃ!」と飛びついてしまいました。
1592って最初なんかの歴史的な年号だったかしら、と思ったんですが
熊本県→肥後の国→ヒゴクニ→1592 なんですね。
この1592、食べてみるとなんだか物凄ーーーく記憶にあるお味で……
(なんかこれに似た味のお菓子を前に食べたことがあるなぁ。
このね~っとりした食感、身震いするほど強い甘さ… なんだっけ……)
ちょっと考えて、ああ!と思い出しました。
この濃厚な甘さとねっとり食感、まさに今から15年以上も前に大流行した
「生キャラメル」みたいな味なんですね。
生ケーキと言うよりはむしろ生キャラメルに近い柔らか~~い食感なんです!歯が要らない!
1592(HIGOKUNI)という名の通り熊本県産の原料にこだわり、小麦粉も牛乳も
地元の物を使用されているとか。
さらに驚くことにはこの古今堂さん、お菓子会社なのに主原料のチーズを
わざわざ自社で作ってこのチーズケーキを作ってらっしゃるそうです!!
す、す、凄くないですか?
チーズの香りもしっかりしていて、甘党かつチーズ好きの方には最高のお茶の友
だと思います。この時は常温で頂きましたが冷蔵庫で冷やしたり、なんなら冷凍
しても美味しく頂けるそうです。冷蔵庫で冷やすのは美味しいだろうなと思うけど
冷凍するとどんな風になるのか想像できない… 今度試してみようっと!
私はいつも紅茶は少しだけ甘みをつけて飲んでいるのですが、この日はなんとなく
そのまま飲んだ方が良い気がして甘みをつけずに飲んで大正解でした。
しかも過ごしやすかったからという偶然ながら、ホットで頂いたのも大正解!
美味しいけれど大人の舌には少々甘すぎるこのケーキを温かい紅茶がするり~っと
溶かしてくれて後味がとってもさっぱりします。魅惑のマリアージュ!
紅茶の熱に溶かされた濃厚なチーズの残り香が最後にホワン、と口の中から鼻腔へ
自然な感じで立ち上がるのがなんとも表現しがたい幸福感をくれます。
アイスティーで頂いていたらこんなに心地の良い後味は得られなかったでしょう。
次はこのケーキを冷凍して食べてみようと思ってるのですが、ケーキの温度が
冷たくても合わせる飲み物はホット一択で間違いないと思います。
あの一瞬の「ホワン」が、本当に、本当に、幸せ ♪
紅茶以外にもブラックコーヒーはもちろん、ほうじ茶でも美味しく頂けそうです。
緑茶はちょっと想像がつきません。どなたかやってみてください??