春にはやっぱり春らしい明るめの色合いが欲しくなります…
この淡いピンクのお盆は「モロッカン」柄というんでしょうか?
紅茶用に数回使って来ましたが、見ようによっては和柄の網目模様のようにも
見えるので良いんじゃないかと思い、久しぶりに引っ張り出して来ました。
うん、あまり違和感ないですね~!
温かみのある淡いピンク色がお茶の若草色と良く合います。
今日のお茶はこちらです。
栗原製茶「奥八女煎茶 媛しずく」
栗原製茶さんではこのようにテイスティング用の茶葉セットが3タイプほど
販売されていて飲み比べることが出来るため初心者の私には勉強になっています。
媛しずくは私が今読んでいる「知識ゼロからの日本茶入門」という本の中でも
「日本の銘茶30選」というページに紹介されていたので味はお墨付きということ
になりますね。ちなみに前に紹介した白形傳四郎商店の「新緑」も同じくそこで
紹介されていたものになります。
日本茶初心者の自分はどんなものを飲んでいいのかわからないので参考にさせて
頂いております。
茶葉はこのようになっています。すごく細かい。
細かいので「深蒸し煎茶」かと思いきや、一枚目の写真のように明らかに
「煎茶」の水色。これは「新緑」と同じ「上級煎茶」ということですね。
うーーん… 茶葉を見ただけじゃわからないものですね~。
「新緑」は子どもの頃から飲んでいた緑茶の色や味に近かったけれど、香りに
その名に相応しい「新緑」の清々しさが感じられる強めの味のお茶でした。
対してこの「媛しずく」はやや水色の緑が濃く、味が優しくまろやかで
「えっ!?」と拍子抜けするぐらいまったく渋みがありません。
なのでとても飲みやすい。グイグイと自己主張をして来ない分どんな食べ物にも
合いそうな味でもあります。ありがたし!
いつもの比喩でいうと、「新緑」は男性的。
若くてはつらつとした体育会系の明るい新入社員男子、という感じ。
そしてこの「媛しずく」はその名の通りお姫様ですね。
それも一番下の末娘で姉たちとは歳もかなり離れている感じ。
物静かで少し内気な感じの性格に思えます(意味不明ですみません)
星野製茶園「星の 抹茶ようかん」
「八女玉露」で広く名前の知れ渡っている星野製茶園さんの抹茶ようかんです。
似ているけれど微妙に違う産地。
栗原製茶さんは「奥八女」、星野製茶園さんは「八女」なんですね。
届いた箱を見てやはり小ぶりだなーと思ったのですが、持ってみて感動。
ずっしり重い。これは絶対美味しいはず。
これは私の個人的な感想ですが「羊羹は重ければ重いほど美味しい」と思って
おります。有名なとらやの羊羹なんかはひと棹が特に重いですよね。
特に見た目が小さいのに持った時にずっしりくるのはまず間違いない。
で、結論から言うとやっぱり「当たり」でした。濃い~~~~!
手頃なサイズなのでちょっとした手みやげにも喜ばれそうです ♪
今回初登場のドット柄の湯呑みです。
汲み出しより少し高さがあるけれどたっぷり飲めるこの形の方が好きかも。