娘に貰った新宿中村屋「厚切カステラ はちみつレモン」でお茶。
彼女がこんな風にスーッとお茶の友を差し入れしてくるということは
「紅茶、いつものやつね!」の無言の要求だったりもします(笑)
よろしい、いつもの 激甘濃厚ミルクティー 淹れて差上げましょう!
茶葉はいつもの「アッサムG.F.O.P」にリッジウェイの「アールグレイ」を
少しミックス。。
今回でエディアールは終了。あの真っ赤なオシャレ缶ともお別れです。
はちみつレモンカステラ、冷やして食べたのですがとても美味しかったです ♪
さすが安定の新宿中村屋(でも「厚切」と謳われるほどは厚くない!)です。
夏は昔からあるポピュラーなカステラよりこういう爽やか風味のカステラの
方が美味しく感じますね~!
既にお気づきの方もいらっしゃると思いますが…
我が家は私の両親が35年ほど前に建てた家を、同居にあたって後付けで
二世帯住宅にリノベーションした家で、娘の部屋(結婚前は私の部屋だった)
以外は全部 和室 なんです。
そもそも家の台所が狭くダイニングセットが置けません。
すっごく面倒なんですが台所から都度料理を部屋に運び、折り畳みテーブルで
飲食しています。丸っきり「昭和」の生活なんです。
なるべく生活感を出したくないのでランチョンマット(シーツに非ず)を
多用したりしていますが、なんせ築35年も経っている我が家…
なるべく写り込まぬように配慮して来たつもりなんですが、
経年の砂壁の汚さだけはどうにもなりません…(泣
紅茶というとイメージ的に
美しくお手入れされた四季折々の花が咲くお庭を
眺めながら…♥ とか
ケーキスタンドいっぱいに手作りのスコーンや
ケーキをふんだんに盛り付けて…♥ とか
誰もが憧れると思うんですよね(もちろん私もです… はぁ… いいなぁ…)。
でもでも、田舎の古い日本家屋の我が家において、それはヒジョーに難しい…
っていうか、まず第一に似合わない。
なので、家では無理に背伸びしなくても、少しだけ奮発して一流ホテルの
ティールームやフランスのサロン・ド・テのような高級な紅茶専門店で
たまの贅沢として楽しめばいいと思うんですよね。
というのも紅茶検定の勉強を始めた時に歴史を紐解いて知ったことですが、
紅茶文化とはそもそもが…
17世紀半ばにポルトガルからはるばる英国のチャールズ二世のもとに嫁いできた
キャサリン・オブ・ブラガンザ(キャサリン妃)が嫁入り道具(?)に持参した
紅茶葉とお砂糖に端を発し、彼女に憧れた上流階級の女性たちの喫茶習慣に
(さらに)憧れた庶民のマネごとから広まったスノビズムの賜物
だっただけに、私もその頃の庶民に倣ってささやかな日常を自分なりに彩って
いるというワケなんです…… な~んて、やっぱり言い訳ですね(笑)
あーあ、宝くじでドカンと億単位のお金でも当たらないかしらん!?