熊の子ども「くんくん… ママこれなーに?良い匂いがするよ?」
熊のお母さん「あら、ホントね。ほんのり牛乳とはちみつの匂いがするわ」
こんな風にお砂糖やシロップの代わりにはちみつを入れて作ったミルクティーを
「キャンブリックティー」と呼ぶそうです。
紅茶の第二の故郷(植物としての故郷は中国)とも呼ぶべきイギリスは水質が
日本と違い硬水なので、紅茶の水色(すいしょく)が黒ずんだ色になってしまうそう
なんですが、そこにミルクとはちみつを加えるとなんとも綺麗な「亜麻色」に変化
するというので、薄く平織で織った亜麻布を意味する cambric という名がついた
みたいです。うーん、素敵ですね~。
で、 日本の水でキャンブリックティーを作ると こうなります(笑)
甘めが好きなので結構な量のはちみつを入れましたが こうです!
いつものミルクティーのベージュ色よりほんの少~し黄土色 に寄ったような?
軟水だと 亜麻色 というより 黄土色っぽく なるのかな … (;'∀')?
さて、肝心のお味はというと…
事前にキャンブリックティーについて書かれた本を読んで、はちみつを入れると
優しい甘さ、まろやかな味わいになるのかなぁ… なんて漠然と想像していたんですが
逆でした。コクが出てどっしりした味わいになるのですねー!
これはちょっとビックリしました。
これは女性より 男性にウケが良い味 なのではないかと思いました。
それも 目上の男性 に。
そういえば父の日も近いことだし、お父さんに作ってあげると喜ばれるかも!
残念ながら私の父はバリッバリのコーヒー党なので夫に淹れてあげようかな。
目上と言ってもうちの場合、1歳しか違わないけど(笑)
紅茶はいつものエディアールの「アッサムG.F.O.P」、はちみつは家に常備している
レンゲ印「純粋アカシア花のハチミツ」を使いました。
お得だからとうっかり大きな瓶入りのはちみつを買うと冬に底の方で白く固まって、
ズボラな我が家は「湯煎するのが面倒くさい」と誰も食べなくなってしまうので
スーパーの売り場一番小さい容器のこればかり買ってしまいます。
器は Afternoon Tea のもの。
ソーサーの色が一見白に見えますが実際はごく淡いラべンダー色で、それがとても
上品です。古い物だそうですがお店で買ってきたばかりのように綺麗なお品を
譲って頂きました。梅雨時に映える色合いで気に入っています。