いや、いや、これはたまりません。
こんな商品名見てしまったら、もう買うしかないじゃないですか…
ティーブティックこと日本緑茶センターさん、さすがです。
紅茶好きの好奇心&和菓子好きのハート、ともにもガッツリ掴んでしまうとは、
なんてけしからんネーミング(良い意味で)なんでしょう!
しかし和菓子と合わせると言ってもお煎餅のような米菓は違うかナ、と。
ラベルにはどら焼きが描かれているので、無難なのはどら焼きなんだろうなぁ、
と思いつつもへそ曲がりの私はあえて別の和菓子に合わせてみることに。
榮太樓總本鋪「名代金鍔 / 季節限定ずんだ金鍔」
「きんつば」というお菓子自このブログに既に二回ぐらいかな?登場しているわけ
ですが、和菓子の中では比較的日持ちすることから選んでいます。
金鍔と言えば四角い形のものが主流の中、榮太樓總本鋪さんのものは丸い形で、
このお菓子のそもそもの由来となった 日本刀の鍔(つば)の形を彷彿と
させてくれます。
持った感じはずっしりと重たいですが、衣が驚くほどの薄皮で、ほぼ99.9%は餡なの
ではないかと思えるほどです。食べてみると甘さは上品でずんだの香りもしっかり
しており舌に嫌な甘さが残りません。
併せて購入した通年販売の名代金鍔も翌日頂きましたが、そちらも美味でした。
共にごま油を使用して衣を焼き上げていて、ごまの香りが良いアクセントになって
います。ごま油というとちょっとしつこい印象がありますが、おそらく使用量も
計算されているのか主張し過ぎずほのかに香るのがなんとも素晴らしいと思います。
今まで食べたきんつばの中で一番美味しかったです。
季節が変わったらまた別の限定きんつば、食べてみたいです… (*´▽`*)
で、肝心のお茶なんですが、水色(すいしょく)は至って淡く、こんな感じ。
ダージリンブレンドとあったので淡い水色には納得ですが、後味がなんというか
ちょっと ミントティーのようなスーッとした感覚 が残りました。
銘柄で言うとよくウバはメントールっぽい香りがする等と言われていますが、
残念ながら私が過去にウバを飲んでいた時はそこまで香りの違いはわからなかった
ので、何とも言えません。
全体的に色も香りも薄くてあまり個性がなく、唯一印象に残ったのがこの不思議な
スーッとした後味 でした。
茶葉の量が標準とされている2g~3g(ティーバッグの場合は大抵2gが多い)より
やや少ない1.8gというのも風味が薄いと感じてしまった原因かもしれません。
「和菓子に合う」というよりは「和菓子の邪魔をしない」紅茶と
考えて良いと思います。
個人的にはごまを使った和菓子だったらブレンドされた物よりはキームンのみを
シングルで合わせる方が良いと思いました。
中国紅茶というだけあって、ごま味やくるみ、栗を使ったお菓子と抜群に相性が
良いので同じ食材を使った和菓子とも同様に合わせやすいはずですから。
コスパという面ではすごく良かったです。ティーバッグ5個入りと飲み切りやすく
定価=453円(私はヨドバシ.comで購入。なんと 226円 でした!)
というお値段はかなりのお買い得と思います。