茶飲みアリクイ雑記帳

美味しいお茶とお菓子、オオアリクイグッズ収集、カメラ嫌いな愛猫 … 身の丈に合った生活を楽しんでます。

「ライオンと魔女」のあのお菓子

そろそろお子さま方は夏休みですねぇ。

夏といえば読書感想文の宿題が付き物。読書感想文と言えば児童文学。

児童文学といえば、岩波少年文庫……

ナルニア国物語の「ライオンと魔女」というお話の中には子ども心にも

興味惹かれるお菓子が出て来ます。それがターキッシュ・デライト。

おそらく日本の子どもたちが読んでイメージしやすいようにという配慮だったの

だと思いますが、実は長年「プリン」と訳されていたお菓子です。

今はそのままターキッシュ・デライトと書かれているようなのですが、

平成ひとケタ生まれの娘に買い与えた同書はまだ「プリン」でした。

ちなみに映画化された時にはもちろんターキッシュデライトが使われてました。

あまりの美味しさに魅了され、冷酷な女王にまんまと騙され大切な兄弟姉妹を

裏切ってしまうエドマンド。

そ、そんなに美味しいお菓子なの ∑(゚Д゚;)?

 

そのターキッシュデライトが、近所の業務スーパーに売っていたのです。

ただ、どんな味なのかとお試しに購入するには……

あまりに箱がデカい… 内容量500gって…

いやいや、日本人の私たちにそのサイズ感はとっつき悪くないですか?

半分のサイズを半分のお値段で出してくださいよ、業務スーパーさん……

 

アーマッドティー「セイロン」ティーバッグ

はい、暑いので手を抜きます(笑)

何度となく購入して愛飲している銘柄ですので風味はもう言う事なし。

コスパもグーでございます。

 

事前に軽く下調べしたところ大層甘〜いお菓子らしいので、甘くせずに軽めの

ストレートにして合わせました。色は見ての通り濃いめですが、渋みはなく

飲みやすいブレンドです。最近なぜかあまりスーパーで見かけなくなってしまい

ちょっと寂しいです。まだ売っているお店があったら「買い」です。

むしろこの濃い色がアイスティーにするとちょうど良い感じの色になるので

今の季節には特におススメです。

 

神戸物産(業務スーパー)「ターキッシュデライト(ローズ)」

実は業務スーパーにターキッシュ・デライトが売っていることは以前実際に

この目で見て知ってはいたのですが、この500gという重さにずーーっと迷いを

感じていまして。あと「ローズ」という部分も気になっていました。

以前某紅茶ブランドのフレーバーティーであまりに人工的かつ強烈な薔薇の

香りに嗅覚と味覚が拒絶反応を起こして苦戦したことがあるからです。

でも、原材料を見ると意外にも香料という記載がありませんでしたので、

今回思い切って「買ってみよう」と決心した次第です。

 

いや、箱を開けてみて安心しました。

箱が大きかったのはお菓子の形が崩れないようにと周囲をぐるっと額縁風に

囲って中心に窪みを作り、そこに隙間の出来ぬようにキッチリとお菓子を

詰めていたからなのでした。

大きさも食べやすいサイズ感で良かったです。凄く甘いという感想をいくつか

目にしていたので、ひと口で食べることはせず少しずつ食べました。

食感は昔からある袋入りのお茶請けのゼリー菓子のようにネチ〜ッ…として

います。歯の裏側にべっとりくっつく感じです。

確かにやや甘かったけれど外国産のお菓子は大体これぐらいの甘さですし、

薔薇の香りも強すぎず(むしろ心地良かった)私には食べやすかったです。

その後、思いついて周りにびっしりまぶされている粉砂糖を洗い落として

食べてみたところ、少しではありますが甘さが薄まりました。

おみやげ等で頂いたけど甘すぎて食べられない!という方はお試しあれ。

ちなみに紅茶との相性はとても良かったです!!

だって足したらローズティーですものね(笑)

そのまま食べるより、お菓子をほんの4〜5回軽く噛んだ状態でお茶を口に

含み、口の中で静かに溶かすように味わった方がより香りを楽しめます。

 

鼻につく人工的な香料は苦手な私ですが、これは本当に穏やかで自然な

薔薇の香りでした。嫌いじゃないです。