茶飲みアリクイ雑記帳

美味しいお茶とお菓子、オオアリクイグッズ収集、カメラ嫌いな愛猫 … 身の丈に合った生活を楽しんでます。

還暦にしてスティーブン・キングにハマる

今週のお題「最近読んでるもの」

 

気が付けば10月も慌ただしく過ぎて行き、カレンダーも2枚を残すのみ…

10月は1回しか更新できませんでした。

寒暖差や気圧のせいでしょうか、最近特に何もしてなかった日でも夕方ぼんやりと

した不快なだるさを感じるようになりました。好奇心のアンテナも鈍っています。

例外的になぜか今頃になって読書熱だけがガンガン上がっていて、その熱のモトが

読書好きなら定番中の定番、スティーブン・キングの小説!

 

まさか還暦の今になってハマるとは!

自分が好きな映画、感動した映画の多くが調べてみるとこの方の作品だったという

こともあって、以前から興味は持っておりました。とはいうものの……

強度の近視に加えここ数年老眼が加速し、長編を読破するだけの自信がどうしても

わかなくて、ずっと手を出せずにおりました。

で、月日は流れ、この夏にパズル雑誌のプレゼントで図書カードが当たりまして。

さて、どんな本と引き換えて貰おうかな…と考えていて思い出したのが、まさに

スティーブン・キングだったというわけです。

とりあえず短・中編集なら読みやすかろうと、まずは定石らしい「ミスト」から

読み始めたのですが……

4作品収録中短編と言えるのは2編のみ、残りの2作品も中編というには長すぎる!

しかも「ジョウント」以外はどれも消化不良のようなすっきりしない読後感…

で、映画で感動した作品の原作なら絶対に面白いはずだと思い、恐怖の四季シリーズ

の2冊を買い、貪り読んだところ見事にホームラン4連発。

四季の夏にあたる「ゴールデンボーイ」の映画はまだ未見。

冬にあたる「マンハッタンの奇譚クラブ」も全く予備知識無しで読みましたが、

どちらも凄く良かったです。4作品ともホラーではないけれど、前者は戦争に

取り憑かれて行く元優等生の主人公が「DEATH NOTE」を拾ってからの夜神月

変貌ぶりを彷彿とさせるようで怖ろしかったし、後者は英語版の原作タイトルの

意味そのままで切ない……

 

という訳でこの1ヶ月半ほどで一気に文庫3冊を読み終え、今は

「ペット・セマタリー」の上巻を読み終えたところです。

主人公が医師なので、グロテスクな描写が出てきたりするとちょっと気分が澱んで

重くなるので、一度にあまりたくさんのページは読めません。

でも、グイグイ引き込まれます!