朝、随分と冷え込む日が増え、だんだん季節も冬へと向かっていますね。
さて、先日娘が「江の島に遊びに行くけど何かおみやげリクエストある?」と
訊いてきたので以前玉露について書いたときにちょこっとご紹介した名物の
「海苔羊羹」をお願いしました。なので、今回お茶は玉露です。
中村屋羊羹店「元祖 海苔羊羹」ミニスタイル
明治35年に考案(!)されたという江の島を代表する銘菓です。
最高級白いんげん餡の品の良い甘さと青海苔の香りがお茶の友にピッタリ。
これこれ!これをね「玉露」と合わせてみたかったんですよーーー!!
ウチは夫が海苔羊羹をあまり好きじゃないのでミニサイズを2人で二回に分けて
食べました。このお手頃な大きさがうれしい。
……うーーむ! やはり、思った通りの美味しさ!
玉露独特の強い海苔のような香りとだしのような「うまみ」に海苔羊羹の
組み合わせはまるで誰にも引き離せない運命の恋人同士のよう。
玉露とお菓子の相性については実はあれからもいろいろ試していて、
それでも和三盆が一番合うのではないかと思っていたのですが、この海苔羊羹は
それ以上ですね。一番が海苔羊羹、二番目に合うのが和三盆だと思います。
ところで…
私は羊羹と名のつく物はほぼどんなものも好物でこの海苔羊羹などは大大好物なの
ですが、実は海苔羊羹が苦手な方も結構おられるんですよね。
青海苔を甘い味で食べるというのがどうも…… (-ω-;) というのが理由らしいです。
うーん、こればかりは個人の好みですからね。
でも海苔や青海苔を使った甘いお菓子って全国には結構あるような。
鹿児島のセイカ食品株式会社さんの「兵六餅」には海苔粉が使われていますし、
大阪のぼんち株式会社さんの「ポンスケ のり」はあおさを使った甘いあられ。
それらを美味しいと思う方はきっと海苔羊羹も気に入って頂けると思います。
神奈川県外の方で甘い味の海苔のお菓子のお好きな方、いつか江の島に観光の
予定があればお茶の友に海苔羊羹、おススメします。