茶飲みアリクイ雑記帳

美味しいお茶とお菓子、オオアリクイグッズ収集、カメラ嫌いな愛猫 … 身の丈に合った生活を楽しんでます。

なんかバラバラ?

今週のお題「本棚の中身」

 

ということで、いろいろゴチャゴチャな本棚の二段目だけご紹介。

こちらは向かって右半分。

 

ほとんど趣味の棚なので映画の手引書とか紅茶の本、手頃なサイズで好きだった

タッシェンのニューベーシックシリーズの画集数冊とか。

絵は全くダメで美術は泣けてくるほど成績悪かったんですが、見るのは大好きで。

昔はルノワールとか美しくてわかりやすい絵が好きだったんですが、30代から

劇的に好みが変わってゴヤのように「人間の内面の醜さを抉るような」感じの

絵画にひかれるようになりました。

そういえば最近 YouTube山田五郎さんのチャンネルにドはまりして毎回釘づけに

なるほど見ています。勉強になるし面白い!

あまりに好きすぎてちゃっかりゴロワーズTシャツも予約してしまいました。

(ちなみにゴロワーズとは山田五郎さんのチャンネルのファンの愛称です。

五郎という名前と煙草の銘柄のゴロワーズに引っ掛けた名前)

美術に興味はあるけれど、どこに注目すべきか、画家の生きた時代背景、世界事情

なども含めて知りたい方、メチャクチャおすすめです!!絶対楽しいです!!

 

www.youtube.com

 

こちらは同じ棚の左半分です。

紅茶関連の本では磯淵猛さんの新書「一杯の紅茶の世界史」がとても分かりやすく、

良いです。紅茶検定の設問にはなぜか歴史問題が多数出るのですが、公式テキスト

よりこの本の方が歴史的な流れは掴みやすいと思います。ササコチの受検した

第4回を最後に紅茶検定も次回の開催を未定として久しいですが、読んで絶対に

損のない内容ですので紅茶に興味のある方はぜひ。

他にも数冊紅茶やその他のお茶関連の本はあるのですがこの本棚ではない場所に

置いてあるので写っていません。

 

南総里見八犬伝は現代語訳で書かれている、おそらく中学生向けのものです。

こちらは訳がわかりやすい上に挿絵が美しく、キーとなる登場人物の顔がそれぞれ

巻頭に載っているので「あれ?この人、どんな人だったっけ…」と忘れてしまっても

巻頭に戻って描かれている顔を見ればすぐ「ああ、あの時の…」と思い出せるように

なっています。主役の八犬士をはじめ

めちゃくちゃ登場人物多い壮大な歴史ファンタジー

ですから本当助かります。昔坂本九さんがナレーションされていたNHKの人形劇

「新八犬伝」を見て興奮していた世代なので、懐かしさもひとしおです。

 

鴻池剛さんの漫画「鴻池剛と猫のぽんたニャアアアン!」はまず私がハマり、

次に娘、夫と家族でハマった猫漫画で大好きなシリーズです。

ぽんちゃん&アルちゃんはもちろんですが、自由気ままな彼らに翻弄されて

自虐的になりながらも、漫画のコマの端々からじわじわと滲み出ている

鴻池先生の優しさ、猫たちへの温かい思いやりを感じます。

そろそろ新刊出してくれないかなぁ……

 

「俳句小歳時記」は一時短歌とか俳句を始めてみようかと思って買ったのですが

結局自分には書けそうもないと断念。読み物として知らない言葉、美しい言葉など

勉強になるので時々読んでは新しい発見をしています。

 

ちょっと本が斜めになっているのはお察しのように、本好きの人が嫌うことを

しているからです。本の上に本を数冊寝かせてしまうという悪手です。

我家は3人家族で本棚が二つ。娘は軽くオタクが入っているのでほぼ娘と私が

それぞれ丸々1つ分本棚占拠。夫はほとんど本を読まないので部屋に放置(笑)

できればこういう本が傷むようなことはしたくないのですが、収納スペースが

もうない……( ノД`)シクシク…

 

来年還暦を迎えるのを機に思い切って本棚半分ぐらいの量を処分すると決めている

のですが、はてさて…… どうなるやら。

あとは主に文庫本なのでたぶんそっちから片付けることになるかと思います。

老眼も厳しくなって、そろそろ文庫にもさよならする時期に来ているのかも。