お茶殻を有効利用する方法の一つとして「食べる」というのがあります。
実は飲み終わった茶殻にもまだ栄養は残っているのだとか。
お茶殻を食べることで栄養もまるっと摂れたらこんなに良いことはないですよね。
…… というわけで今回は「お茶殻の佃煮」を作ってみました。
材料と作り方は……
まずは、2~3煎ほど飲んだあとのお茶殻(画像は2煎後の茶殻です)を用意します!
水分を含んでいるのでツヤがある状態ですね。
これをフライパンでカラ煎りして水分をとばします。
水分が抜けたのでだいぶツヤがなくなっているのがわかりますね。
次に、砂糖、醤油、みりん、料理酒で煮汁を作り、軽く煮立たせます。
一応写真も撮ったんですが、季節柄湯気でレンズが曇り、真っ白になって
しまいました… なんでだー!換気扇も回してたのにー (#`Д´)ノキィィィ!!
というわけで、ここだけ画像ナシですみません。
先程カラ煎りした茶葉に好みの具材を合わせ、煮汁に投入します。
私はちりめんじゃこと干しエビ(桜エビより小さいエビ)を入れました。
あとは汁気がなくなるまで炒め煮にして火を止めます。
仕上げに白いりごまをパラパラッと振って軽く混ぜて出来上がりです!
見た目は黒っぽくてあまりキレイではありませんが、じゃこと小エビから出た
「だし」がいい感じにきいていて予想以上に美味しかったです。
特にちりめんじゃこの風味が強く出ていて、ひと口食べると
「ありゃ!?お茶殻、どこ行っちゃったの??」
って感じなんですが、噛んでいるうちにじわじわっとお茶のほろ苦さ、香りが
してきます。苦みに弱い方や小さなお子様向けにはちりめんじゃこや干しエビの
量を多めにしたり、ご飯に混ぜ込んでおにぎりにして食べると美味しく頂けます。
※ご注意※
私はお茶が好きですが必ずしも毎日飲んでいる訳ではありません。
頭痛の酷い時、お腹の調子が悪い時など、体調によっては2~3日飲まないことも
当然あります。同様にお茶殻も毎回必ず食している訳ではありません。
個人的には「毎日のことではないので健康上重大な影響はないもの」と考えており、
このようにお茶殻の再利用を好ましいものと捉えて実行していますが、一部では
「お茶殻を食べるのは農薬使用の観点から危険であり、健康上好ましくない」
という声もあるようです。
残留農薬などを気にされる方はお茶殻を再利用する場合は食用にはせずに、
乾燥させて冷蔵庫内や靴箱の脱臭剤としてお使いになることをおススメします。