例によって夫が「映えると思ってさ (・∀・)!!」とこの桜をくれました。
それにしてもこの季節に桜!なんて素敵なお茶の友でしょう。
夫とはまだ付き合っていた頃からちょくちょく口論していました。
結婚してからもそれは変わらずいまだに何かとつまらぬことで口論になりますが、
たまにこういう気遣いをしてくれるところはすごくありがたい。
感謝しております。
上級煎茶の「新緑」あと1~2杯分しかないのでブログではたぶんこれが見納め。
香りが良く美味しいお茶でした。
今回も 良いお茶の証=毛茸(もうじ)がたくさん浮いております。
汚く見えるけれどホコリではなく、葉が若いうちに摘まれた産毛です。
桜とその葉を模った和三盆糖。先日桜餅を買ったお店でみつけたのだそうです。
でも作っているのは別のところのようです。
和三盆を使ったケーキやクッキーは食べたことがあるものの、和三盆自体は
たぶん初めて食べました。うーん、特に香りもなくやっぱり落雁みたい。
でも、ひと口食べてからお茶を飲むと信じられないぐらい美味しかったです!
恥ずかしながらこの年齢になっても茶道の心得もなくうろ覚えなんですが、
確かお茶の席では干菓子を先に頂いてからお抹茶を頂くのでしたよね。
パサパサしていて香りもほとんどなく甘いだけの和三盆が、お茶の温度と
香り、僅かな渋さが流れ込んだ途端に 絶妙な調和 を見せる。
ああ、これが究極のマッチングということなんだなぁ、と目から鱗ならぬ
桜の花びらが落ちたような 思いでした。
和三盆糖だけを食べても決して美味しくはないでしょう。
お茶だけ飲んで美味しいと思っても少し尖った後味が残るでしょう。
でも、一緒に頂くとこんなに美味しく頂ける。
後味も心地よいものになる。
まだまだ知らないことだらけ。
まだまだ飲んでみたいお茶がたくさん、たーーくさん。