年末年始に家族でお茶を飲むならやっぱり日本茶と和菓子が良いかなと思い、
お正月はこんな組み合わせで楽しんでみました。
茶葉は白形傳四郎商店さんの「新緑」という上級煎茶です。
先日ご紹介した普段用の玄米焙茶と一緒に購入したもの。
今年から日本茶の勉強を始めたのですが、日々目からウロコが落ちています。
60年近くも生きて来たのに日本茶のことを自分はなにも知らなかったんだな…
と思うと恥ずかしくてたまりません。
この日は袋に記載されている通り少し冷ました湯で淹れて、大変美味しく
頂いたのですが、後日抑えきれない好奇心からやかんで沸かしたての熱湯で淹れて
みたところ、
ま~ぁ、とんでもないことになりました(笑)
ほうじ茶のように沸騰したての熱湯で淹れるのではなく、かといって玉露ほど
低温で淹れるのでもなく、ちょうどその中間の温度で飲むのが上級煎茶。
適温を守ることがいかに大事か がよーーーくわかりました。
いや本当に、沸かしたての熱湯なんかで淹れるもんじゃありませんわ。
沸かしたての熱湯で淹れる紅茶の基本とはまさに 真逆 なんですよ。
ずっと紅茶ばかり飲んできたので、うっかりすると間違えそうで怖いわ…
野島製菓「べこ餅」
べこ餅自体は北海道でも東北地方でも食べられているそうですが、この可愛い
木の葉型のものは北海道独特のものだそうです。
べこ餅という名前の由来は諸説あり、黒と白のコントラストがべこ
(牛=この場合はホルスタイン)に似ているからとか、ベッコウの柄(模様?)の
入り方に似ているからとか、他にも米粉(べいこ)が原料に使われていたから等々
いろいろのようです。
家族全員初めて食べるお菓子だったのですが、思ったよりもしっかりと歯応えが
あって、もちっもちっとして食べやすかったです。
生地の硬さや食感はすあま(すはま)によく似ていて甘さも同じぐらい。
ただ、お餅の焦げ茶色の部分が黒砂糖味なのが珍しく、
それがとても美味しかったです~~ (*´﹃`*)!
お餅っぽいものに黒蜜をかける(信玄餅や久寿餅など)タイプはよくあるものの
お餅そのものに黒砂糖の味がついているお菓子は珍しいと思います。
北海道ではよく5月5日の子どもの日、端午の節句に柏餅の代わりに食べるそう
なのですが、お正月のようなハレの日に食べても良いそうです。
こちら(私は神奈川県在住です)では見かけないお菓子だった上に美味しくて
家族にも好評、話も弾んだので買って良かった~。
ちなみに湯呑み以外の3点、半月盆とお皿と茶托はぜ~んぶ100均ちゃんです
(湯呑みだけは20代の頃に勤めていた会社でせっせせっせとポイントを貯めて
ゲットした品で木箱入りのそこそこ良い品物)。
お目の肥えた方から見たら「フン、安物w」と鼻で笑われるような食器ですが、
我家にはこれぐらいがちょうど良い。目指すは「ちょい高見え」です。
これらは100均という共通点はあるものの、お店も購入時期もバラバラ。
それらを後で引っ張り出して来て組み合わせた形ですが、自分ではこのシブ~い
組み合わせを結構気に入っていたりします(笑)