イギリスのロンドンでは何年か前からミックスマッチ(ミックス&マッチとも)
というのが流行しているそうです。
簡単に言うと、アンティークのカップ&ソーサーのコレクターが、本来の正しい
組み合わせのカップとソーサーをそれぞれ雰囲気や色柄などが似ている別の
カップやソーサーと組み合わせてマッチングを楽しむということらしいです。
※以下はあくまでも 庶民のひがみ 想像です※
奥様A「今日はお招きありがとうございます。今日も素敵な茶器ですこと…」
奥様B「オホホホ、奥様、よくご覧になって。微妙に絵柄が違ってますでしょ?」
奥様A「まあ、ミックスマッチでしたの? 違和感がなくて気づきませんでしたわ!
さすがは〇〇様の奥さま、センスが洗練されてらっしゃるわぁ。このカップの
薔薇柄に同じお色のリボン柄のソーサーを合わせるなんて本当に素晴らしい♥ 」
奥様B「ありがとうございます。でも先日拝見した奥様の銀器のコレクションも
素晴らしゅうございましたわ♥ … オホホホホホホ」
まあ、コレクターさん同士の一種のお遊びですよね。
とはいえカップの持つ雰囲気を極力壊さぬようにしつつ、本来のソーサーにも
負けない素敵な組み合わせになるソーサーを選ぶというのは、大いにセンスが
問われるところであります。
皆さま既にご存知のように私はお金持ちでも何でもない「ザ・庶民」であります。
でも、アンティークのカップ&ソーサーなんて持ってなくてもその発想を真似る
ことなら庶民でも出来そうですよね。
だって想像するだけで楽しそうですもん(≧∇≦)!
試してみない手はないですよね!
ということで……
先ほどの NARUMI のカップに MIKASA のソーサーを合わせてみました。
どうでしょうか?
ソーサーの方に 金色の縁がない ということのみに注目してしまえば
大きな違和感 と若干の貧乏臭さ を覚えますが、色や全体の持つ
雰囲気(ともにかすれたような感じ)という点においてはそこそこ合っているん
じゃないかなぁ… とも思います。
100点満点だとしたら、とりあえず35点ぐらい取れた
かな~という感じ(苦笑)
このソーサー、実は5年ぐらい前に相方のカップだけが割れてしまったんです。
なので残ったソーサーにはずっと寂しい思いをさせてきたんですが、このカップと
だったら文字通り「いい茶飲み友だち」になれるのでは?
……なんてね。だから私にとっては35点でもいいんです。
割れてしまったカップはコーヒーと兼用で使えるタイプの寸胴体形だったので
ソーサーの窪み部分も直径が広く、ちょっとしたおやつ皿にもなるのです。
気に入って買った器だもの、ソーサーだけでも頑張って長生きしてもらいたい。
まあ、要は「ただの貧乏性」っていうことですネ(笑)