ハーイ、皆さんこんばんは!私はお花の妖精!
何年か前にサコさんの娘さんに「お母さんへのプレゼント」としてお買い上げ
頂いてからというもの、ずっとこのお家の人たちの様子を見てきたんだけど、
この家の人たちってホントに皆「やらかし」がちなのよねぇ…
皆さんはイギリスで紅茶の友として親しまれている「クランペット」という
食べ物を御存知かしら?
発酵させたパンケーキといった感じの食べ物なんだけど、御主人のサコさんが
最近(よせばいいのに)そのクランペットを簡単に作れるというお粉を手に入れて
はりきって作っていたの。あの人「やらかしがちな家族」の中でも一番の
ぶきっちょさんだからハラハラして見守っていたんだけど、
やっぱりちょいとやらかしたみたい…(苦笑)
こちらが今回サコさんがゲットしたクランペットミックスのお粉よ。
これさえあればあとは牛乳を加えて混ぜるだけで本格的なクランペットが
できちゃうっていうとっても素敵な商品なの 。
でもでも、そこはみなさんご存知の「すっとこどっこい」のサコさん。
今回もやらかしちゃったのよねぇ……
まず40℃に温めた牛乳をお粉に加えて3分間泡立て器で泡立てるんだけど…
あの人、もう BBAだから …… コホン!
もとい、アラ還のおばさま だからご自分で思ってた以上に腕力が
衰えちゃっていたらしいのよ。「3分ぐらいなら自力で頑張れる!」って言って
いたのに、んまあ、途中で疲れちゃって休むこと、休むこと……
あーあ、せっかくハンドミキサーがお家にあるのに意地を張るから…!
ハンドミキサーなら1分(!)でいいんですって。本当に意地っ張りよねサコさん。
だからね、ちょーーっと嫌な予感がしていたの。
こちらは1回目の発酵が済んだところ。
小さな気泡ガプツプツ出てきているわ。
お粉は200g入りだったんだけど一度に食べきれそうにないし、そんな大きな
耐熱ボウルもないからボウルの代わりにお丼で半量で作っていたのよね。
半量だから見た目はこんな感じよね。
「一般家庭では調理用のボウルといえばだいたい ステンレス製 で、
耐熱ボウル自体なかなか持っていないお家の方が多い と思うのよね。
しかもこの倍量が入る大きさの耐熱ボウルでしょ? 微妙 だと思う…」
ってサコさんが言ってたわ!
さあ、このまま10分寝かせて2回目の発酵を…というところでアクシデント!
ぜ、全然発酵が進んでない!?
でもそんな時は「さらに10分待ってみて」と書いてあるから、さらに10分ほど
置くことにしたのよね。もう「祈るような」気持ちで。
こちらが都合20分かけて2回目の発酵が済んだところ……
ちょ、ちょっとおおおお!!1回目の時より気泡の数
むしろ減ってない~!? 大丈夫なの~~!?
もうこの時点でサコさん、泣き笑い。
アラ還にもなると3分ばかりの本気の泡立ても続かないものかしらね。
まあ、私が思うには単純に日頃の運動不足なんだけどね、サコさんの場合は!
それでもなんとか焼き上がりました!
こちらがクランペットで~~~す!!
この表面にブツブツと沢山空いた穴にシロップとバターがジュワーーッとしみて
外はカリッと中はもっちりで美味しい~~の!!
この独特のもちもちした歯応えはクセになるかもしれないわね。
卵も使っていないから卵アレルギーの人にも良いかもしれないわ。
イマイチ膨らみが悪かったのはやっぱりサコさんの 泡立て不足 が原因ね!
いいこと? 次に残りの半分のお粉を牛乳と混ぜる時は絶対にハンドミキサーで
泡立てるのよ? わかったわねっ、サコさん!?
お茶はサコさんには珍しくメルローズの「アールグレイ」のティーバッグで
ミルクティーにした様子。さすがに力尽きてティーバッグにしたのね(笑)
濃いめのミルクティーの好きなサコさんは本当は茶葉で淹れたかったみたい。
まあ、泡立てで腕が疲れていたし、この日はえらく暑かったし仕方ないかしらね…
メルローズはスコットランドのブランドだから組み合わせ的には間違いないわね。
ただスコットランドのクランペットってもっと大きいらしいわね。
直径7インチ(約18cm)って!!
このもっちり生地、ただでさえフォークでも切りにくいのに食べにくくないの
かしら……
不器用なサコさん、アラ還なのに好奇心だけはムダに旺盛なのよね。
見た目もおデブさんだしあんまり憧れたりはしないけど、疲れた時はまた時々
私が記事を代筆してあげてもいいわよ。
さ~て、そろそろ私も帰らなくちゃ。
皆さん 最後まで読んでくださってありがとうございました!
じゃあね~!