今週のお題「激レア体験」
一応関東地方、それも首都圏在住とはいえ、かなりの田舎に住んでいます。
なので芸能人、有名人の方をお見掛けすることはあまり多くありません。
でも、人生で最初に出会った芸能人がかなりの大物でした…!
保育園の遠足で県内の遊園地に行ったときのことですが、
偶然コント55号のお二人をお見掛けしました(ああ、年齢がバレる…)!!
平成生まれの方はご存知ないかもしれませんがコント55号といえば
坂上二郎さんと萩本欽一さんのコンビ。当時大人気だったお二人です。
どうやら映画か何かのロケをされていたようでした。
今でも萩本欽一さんは「欽ちゃん」の愛称で親しまれていますが、当時の
子どもたちの間ではコント内で「ボケとツッコミ」でいうところの「ボケ」を
担当しておられた二郎さんの方が圧倒的に人気がありました。
おそらく引率の先生たちも人気のお二人に会えて興奮状態だったのでしょう。
メリーゴーランドに乗っておられた坂上二郎さんを見つけ
「あ、見て見てみんな!二郎さんだよ~~!
みんなで呼んでみようか!? せーーーの、
二郎さーーーーーん!!」
……って、今思えば撮影中に声援とか大迷惑だったでしょうに、促されるままに
私たち園児は大声で叫んだわけです。いや、それはもう満面の笑顔で。
そしたら案の定なにやらスタッフの方から先生方にお小言が……
でも、二郎さんは子どもたちが相手ということもあってか嫌な顔もせずに
私たちに笑顔で大きく手を振ってくださって。
二郎さん「今日は皆どうしたの?」
子どもたち「えんそくーー(大声)!!」
二郎さん「遠足?ああ、そうなの、楽しんで行ってね~!」
というような言葉をかけて頂けて。
先生が撮影関係者の方に注意されているその横で、もうコーフン状態で
「わあああ、二郎さんが手ぇ振ってくれたーーー!!」
「わーーい、二郎さんがしゃべってくれたーーー!!」
みたいにキャッキャキャッキャ騒ぎ倒すという。
萩本さんはというとあまり子どもが好きではなかったのか、それとも
出番待ちでひと休み中だったのか、花壇の縁石のようなところに腰を下ろし
煙草を一服ふかしておられました。どこか近寄りがたい感じの佇まいに
2~3人の子どもが小さな声で「欽ちゃ~~ん…」と声を掛けましたが、
うるさいと思われたのかそれとも考え事をされていて聞こえていなかったのか
応えては頂けませんでした。
でも露骨に嫌な顔をされたわけでもなく無表情だったので、おそらく何か
考え事をされていて聞こえていなかったのだと思います。
その萩本さんが約10年後にいくつもの冠番組を抱える 国民的な人気者 に
なろうとは…!!
以上、今思い出してもフフッとうれしくなるレア体験でした。