茶飲みアリクイ雑記帳

美味しいお茶とお菓子、オオアリクイグッズ収集、カメラ嫌いな愛猫 … 身の丈に合った生活を楽しんでます。

大人の甘味

どんよりとしたすっきりしない空模様で部屋から出たくない今日この頃……

私にしては珍しく食欲も落ち、お昼もざるそば一把分をたいらげるのがやっとと

いう日が続いていました。そんなとき

「これなら食べられるでしょ。たまには甘いもの

食べてもいいんじゃない (・∀・)?」

夫が散歩途中の和菓子屋さんで麩まんじゅうを買って来てくれました。

ああ、なんという偶然。ちょうど食べたかったんですよ。麩まんじゅう。

見た目からしてもう涼やか…… お茶淹れましょう。そうしましょう。

 

お茶はもう我家の定番と化した「喜撰山」です。

ああ、良い香り。これからもずっとリピしたいまろやかさです。

そういえば8月になってからというもの日本茶ばっかりですね。

紅茶派の皆さまごめんなさい。来月は紅茶の記事を書きますのでお許しを…

 

近くの和菓子屋さんの「麩まんじゅう」です。

麩まんじゅう、好きなのですが日持ちがしないんですよね。

鎌倉に麩まんじゅうの美味しいところがあってお取り寄せしたいといつも思い

ながらも、ついついタイミングを逃してしまい… 

地元の和菓子屋さんでも麩まんじゅうが作られていることは知らなかったので、

夫には感謝です。青海苔の香りが口いっぱいに広がって、くちゃくちゃとした

独特の歯触りの生麩も優しい甘さで心地良い。

夏に疲れた体が癒されます。これは大人のための甘味ですね。

 

このところ天気が不安定で頭痛続きなのに加え、父との確執でさらに痛みが

悪化したりしていたんですが、少し元気が出たような気がします。

 

【追記】

この2~3日で読者さまが一気に増えました。ブックマークも多数頂きまして、

小心者の私は「えっ?なんで急に!?」と思っていたのですが……

はてなブログのトップページで 『「サイダー出し」やってみました』の記事が

紹介されていたのですね。もう3か月も前の記事ですが、ありがたいです。

読者登録してくださった方、ブックマークしてくださった方、こんな拙いブログに

興味を持って頂き本当にありがとうございます。励みになります。

 

はてなブログのスタッフの皆さまへ

いつもお世話になっております。

最近家族のことや体調のこと等いろいろあって少し落ち込んでいたのですが、

目にとめて頂いたことがうれしくて「また頑張ってブログを更新しよう!」という

気持ちになりました。本当にありがとうございます。

また、皆さまに楽しんで頂ける記事を書けるよう、好奇心のアンテナを磨いて

行こうと思っています。これからもどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

昭和の味・夏みかん

先日夫の運転で千葉方面に家族ドライブに行き「保田小学校」という小学校の

校舎や体育館を利用して作られた道の駅に立ち寄りました。

そこで青果をいろいろみていると、思わず二度見してしまったのがこの夏みかん

甘夏じゃないですよ? 夏みかん ですよ!

懐かしい…… もう何十年もスーパーでは甘夏しか売っていないので、てっきり

もう作ってる農家さんもなくなってしまったんだと思っていました。

ボコボコでちょっと黒ずんでいるとこがあったりと見た目が良くないからなのか

こんなに大きなのが3つも入って驚きの200円!!

 

そのままではさすがに酸味が強烈で歯がキシキシするので、はちみつ漬けにして

お茶請けにすることにしました。これは一個分の夏みかんの皮を剥き袋から出して

はちみつに漬け、冷蔵庫でひと晩寝かせた状態です。

 

酸味が和らいで、はちみつの優しい甘さの美味しいデザートになりました。

 

お茶はトワイニングの「レディグレイ」です。

本当はいつものようにニルギリに混ぜるつもりだったのですが、ちょうど先日

ニルギリを飲み切ってしまい、100%レディグレイになりました。柑橘繋がり(笑)

ニルギリ、あんなにあったのにあっという間になくなってしまって自分でも苦笑い

です。まだまだ暑いのでアイスティー用の茶葉、やっぱり買い足したいなぁ。

 

柑橘の香りで爽やかなお茶時間になりました。

 

【追記です】

夏みかんのはちみつ漬け、この時は袋から取り出した身の部分だけで作ったので

香りが今ひとつだったのですが、二度目にふと思い立って皮の内側の白い綿の

ような部分を丁寧に削ぎ取って捨て、薄く削ぎ取った果皮の部分だけを細く

千切りにしたものを一緒に漬けたところ、さらに美味しくできました!

皮の分量ですが、ほんの 3×3cm ぐらいを千切りにして混ぜるだけで充分香りがつき

ます。よろしければお試しくださいね ♪

 

 

 

久寿もちでお茶を

今回も舟和の和菓子とぐり茶の組み合わせです。

本当は別のお茶を合わせるつもりだったんですが、前回書いたように私の茶葉の

管理が悪く、お茶の水色が変わってしまったので、早く飲み切るためにせっせと

消費中というワケです(汗

今回はひんやりプリッとした「久寿もち」をお茶の友に。

 

というわけで、今回もぐり茶です。

前回はロックアイスでアイスティーにしたので画像ではやや変色がわかりにくかった

と思うのですが、温かいお茶だと氷に邪魔されない分ハッキリ水色(すいしょく)が

黄みがかって しまっているのがわかります。

反省を胸にあれから茶筒を買い増しました。密閉性の高そうな ものを。

通常サイズに加え一回り小さいのも買ったのでこれでバッチリだと思います。

紅茶も緑茶も一度ハマると次々に飲みたい茶葉の銘柄が出て来て衝動買いして

しまいがちですが、手持ちの茶筒の在庫数を考えないとこうなります(涙

 

舟和「久寿もち」

くずもちといっても「葛餅」ではなく、小麦粉を発酵させて作る関東式の

「久寿餅」です。

神奈川県民の私にとっては「久寿餅」といえば川崎大師名物のそれだったりするの

ですが、他のお店のものも食べてみたいと思って先日の芋ようかんと一緒にポチッと

注文してみました。

ひんやりもちっとして美味しかったです。ただ川崎大師名物の住吉さんの久寿餅と

比べるとちょっと柔らかめで風味がやや薄いかなぁ、と思いました。

舟和ならササコチはやっぱり芋ようかんとかあんこ玉の方が好みです (*´﹃`*)❤

ただ舟和の久寿もちの強みは他のお店のものより 日持ちする ことです。

ネットで購入した場合、到着日から6~8日というゆったりめの賞味期限!

住吉の「久寿餅」は製造日から3日ですし、「元祖くず餅」を名乗る船橋屋さんに

至ってはなんと2日(!)しかありません。

 

「久寿もちは好物だけれど、一人暮らしで期限内に食べ切れない…(T_T)」

という人には舟和さんの久寿もち、おススメです。

 

 

 

茶筒が足りなくて

みんな大好き、舟和の芋ようかん。

久しぶりに食べたくなってサイトを見ていたら、詰合せ商品の中に期間限定の

「もも」味のあんこ玉がセットされているものを発見!

「こ、これは美味しそう…(*´﹃`*)!」と即行でポチりました。

 

白形傳四郎商店「ぐり茶」をアイスティーで。

最近甘いお菓子を極力控えているせいもあり、紅茶に比べ緑茶を飲む機会がグッと

減りました。なので久しぶりに淹れてみたらご覧の通り… (;´・ω・)

色が少し黄色っぽく変わってしまっていました。風味も若干落ちたような…

氷にどうも満足いかなくて今回わざわざロックアイスを買って来て使ってみたん

ですが、それ以前に「茶葉の保管に細心の注意を払う」という基本を忘れかけて

いましたね。正直、茶葉の種類を増やし過ぎて管理が甘くなっていました。

美味しいお茶こそ開封後は早めに飲み切ってしまわないと…… 反省。

 

舟和「芋ようかん」「あんこ玉」詰合せ。

左上にもものシール。夏季限定の「もも」のあんこ玉、楽しみです~~!

 

舟和「芋ようかん」「あんこ玉」

オレンジ色とピンク色を足して2で割ったような朱鷺色?鴇色?のが夏季限定の

もも味のあんこ玉です。食べてみるとほわ~ん、と優しく桃の香りが鼻孔に抜けて

行きます。ちなみに白は「白いんげん」、焦げ茶色は定番の「あずき」あんです。

あんこ玉と聞くとかなり甘みが強いんじゃないかと思われそうですが

舟和さんのあんこ玉は自然な優しい甘さでお茶の風味の邪魔をしません。

芋ようかんはさらにぐっと甘さ控えめで、本当にお芋そのものの甘さに最低限の

甘みを足しただけ、という感じです。

 

この味、ときどき無性に食べたくなるんですよねぇ…!

舟和といえば有名な老舗のお店なのに、どれも安くて美味しい商品ばかり。

日本茶の友として最高 だと思います。

 

 

 

「へべす」でアイスティー

いやぁぁ、暑いですねぇ~ 💦

この間スーパーの青果売り場を見て歩いていたら「へべす」なる柑橘類を見つけ

ました!「かぼす」でも「すだち」でも「ゆず」でもなく「へべす」。

(うーん、焼魚や唐揚げにかけたりして使うのかな…?)

そう思って傍に貼ってあった説明書きを見ると、想像通りの用途に加え、なんと

「紅茶に!」という頼もしいひとことが書き添えられているではありませんか!

もうこれは… 買って帰るしかないでしょう(笑)

 

「へべす」は宮崎県原産の柑橘類だそうです。

山で自生しているものを最初に発見、持ち帰って栽培した方のお名前を取って

平兵衛酢」という名がつき、それが短くなって「へべす」となったそうです。

皮が大変薄く種もほとんどない(私が切ったものには一つもありませんでした)

ので大量の果汁が取れるため重宝されているとか。

皮を剥かず果実そのままの香りを嗅いでみると、まだ出始めの時季の青いミカンの

香りによく似ています。これは期待できそう!

 

茶葉はアイスティーに強いロンドンティールーム「ニルギリ」を使いました。

ごくごく薄切りにしたへべす2枚を軽く絞って果汁を出し、あとは普通に熱湯で

2分ほど蒸らします。

そういえば以前ニルギリの扱いがどうもよくわからずに苦戦していたササコチ。

すっかりコツを覚えて来ました。今回は氷もロックアイスを使ったので完璧な

ものができそうです。

 

おおーー! これは美味しいーーー!!

果汁を淹れたため、水色は黄色みが強く出ています。レモンティーと同様です。

飲む前に飾りに載せた輪切りの皮の部分を飲み口に少し擦って香りを付けます。

柑橘類の果汁は意外とそれだけだと香りが弱いので、どうしても「皮」の香りを

足してやらないといけなくなります。

レモンやオレンジなど防カビ剤が気になって神経質になってしまうのですが、

へべすは国産ですし皮も薄いので、特に気にすることもないかと思います。

 

さっぱりした酸味で、皮から拡散する爽やかな香りがとても良いです!

最近のミカンは出始めの青みの強いものでも十分な甘みがあって、子どもの頃に

運動会や遠足で食べた、顔のパーツがキューッと中心に引っ張られるような強烈な

酸っぱさとは違ってちょっと寂しくなっていたのですが、この「へべす」なら、

昔の青いミカンに近い風味が堪能できるので同世代の方にはおススメします。

炭酸やサイダーで仕立ててもきっと美味しいと思いますよ。

食べきれなかった分は、はちみつに浸けておいてもいいかも。