国産紅茶(和紅茶 or 地紅茶)を頂いて感想を書く不定期シリーズです。
5回目の今回はこちらを頂きました。
冨士美園「雪国紅茶」
冨士見園さんのある新潟県村上市は「村上茶」の産地として知られています。
1620年代からお茶栽培が始まり、明治の頃には海外輸出もされていたそうです。
同時期に既に紅茶も製造されていたとのことですから驚きですね…
リーフとティーバッグの2タイプがあり今回はティーバッグタイプを購入しました。
今回冨士見園さんのサイトからこちらも一緒に注文してみました。
冨士見園「雪国紅茶 ショコラナッツ」「村上茶 ショコラナッツ」
ペカンナッツ(ピーカンナッツ)にチョコレートコーティングを施し、
さらにそれぞれのお茶のパウダーをまぶしたお菓子です。
(画像は「雪国紅茶 ショコラナッツ」のもの)
ご覧のようにパッケージがおしゃれで紅茶とセットにしてもデザインに統一感が
あります。贈り物にも喜ばれそうですね!
「雪国紅茶 ショコラナッツ」は雪国紅茶を混ぜ込んだベルギー産の
クーベルチュール、「村上茶 ショコラナッツ」の方には同じく村上茶をふんだんに
混ぜ込んだホワイトチョコレートでコーティングされています。
ご覧のように大粒なので満足感があり、香り高いお茶パウダーととろけるように
滑らかなチョコレートのハーモニーが 絶品 です!
どちらも美味しいけど私は「村上茶 ショコラナッツ」の方が好みでした… ♥
村上茶の清々しい香りに濃厚なホワイトチョコが相性抜群です。
「雪国紅茶 ショコラナッツ」は香りが繊細で、伝わるのに時差?がある気が…
なので最初は噛まずにしばらく口の中で転がして、パウダーの部分を溶かしてから
噛んで食べるとほのかな紅茶の香りが楽しめると思います。
冨士見園の回し者ではありませんが、
本当に熱烈おススメの逸品です (*'▽')!
ティーバッグはうれしい三角錐タイプ。
先程パッケージのデザインが素敵で統一感があるというお話をしましたが、
画像のようになんとティーバッグのタグに至るまで徹底されていて本当にスゴい!
香りは和紅茶ならではの「ちょっと懐かしい」芳香です。
これまで飲んだ中で言うと「茜」に近い濃密な香り立ち。
外国産の紅茶ではあまり嗅いだことのない独特の安らぐ香りです。
パッケージ裏に一人分160mlと書かれていたので量って淹れました。
蒸らし時間はよくわからなかったので2分に。水色(すいしょく)が綺麗です。
香りは開封時と同じくやはり「茜」に近い香りですが味はグッと飲みやすいです。
気がかりだった 渋みはまったくありません。
「これぞ和紅茶(地紅茶)!」
という、お手本のようなバランスの良い味です。
香り立ちが良く、コクもあるので蒸らし時間や湯量を調節すればミルクティーでも
いけそう。美味しいです。
これまで飲んだ地紅茶、強さ順 に並べてみると
茜 > 紅・八女津媛 > 雪国紅茶 >天の上紅茶 >月ヶ瀬・夏摘み
という位置付けになります。ちょうど真ん中ぐらいの位置でしょうか。
「茜」が最も強く濃厚な味わいでミルクティーにしてもコクがある感じ。
「月ヶ瀬・夏積み」が最もマイルドな味わいでアイスティーでも楽しめる感じ。
味覚は飲む人それぞれの好みですので、もちろんどれが美味しいかという順位は
つけられません。
過去の地紅茶関連記事はこちら
sacodesu.hatenablog.com
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地紅茶、飲むたびに感動を覚えます。本当に、ひとつひとつが個性的です。
日本は昔からお茶の国。
当然、日本の紅茶は美味しい !
皆さんもぜひお好みの茶葉をみつけて飲んでみて欲しいと思います。
これからも不定期ではありますが、地紅茶の魅力をご紹介していきますので
よろしくお願いします。