茶飲みアリクイ雑記帳

美味しいお茶とお菓子、オオアリクイグッズ収集、カメラ嫌いな愛猫 … 身の丈に合った生活を楽しんでます。

フルーティー

f:id:sacodesu:20210313154652j:plain

相変わらず花粉症で気分がうつうつとしがちなので、お茶の時間にも爽やかな

フルーツの香りが欲しくなりました。

そういえば、爽やかなレモンの香りなのにミルクティーに向くという素敵な

お茶が買ってありました。開けましょう、開けましょう!

 

f:id:sacodesu:20210313155040j:plain

ルピシア「タルト オ シトロン」数量限定プチ缶入

以前紹介した「蜜りんご」と同じプチサイズの缶にティーバッグが入って

おります。こちらは限定缶なのでラベルのデザインが凝っていて高級感が

ありますね。

残念ながらこのプチ缶入は現在は売り切れですが、

通常の50g袋入りと50g缶入りの「タルト オ シトロン」は販売中です。

 

www.lupicia.com

 

開けたらなんとも懐かしい香りがっ!

昭和の40年代ぐらいの話になりますが、不二家ホームパイによく似たパイ菓子で

レモンの香りのが売っていたんです。同世代の方はわかってくれるかなぁ…

あのお菓子の香りそのもの!です。だとしたら、これは絶対美味しいやつ!

 

f:id:sacodesu:20210313160303j:plain

レモンの香りが心地よいお茶ですが、ルピシアの説明によればミルクティーで飲む

のがおススメということなのでここぞとばかりミルクを入れます。

こ、これは美味しい~~~ °˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

何かサクサクした食感のもの と合わせて飲むと最高なんじゃない

でしょうか…?

プレーンな味の物ならクッキーでもクラッカーでも合う気がします。

なんなら駄菓子のうまい棒に シュガーラスク味 っていう、唯一甘い味のが

あるじゃないですか?あれなんかすごく合いそうです!

何もないなら トースト一枚かじりながら 飲んでも絶対に美味しくなるはず!

フレーバー系の茶葉はどちらかというと苦手な私ですがこれは抵抗なく美味しく

飲めました。ただ、まだストレートで飲んでいないのであくまでもミルクティー

として飲んだ感想です。

 

f:id:sacodesu:20210313161722j:plain

お茶の友はラグノオ「森のマドレーヌ・りんご」です。

いや、サクサクじゃなくてすみません( ←オイッ!)

単に自分がこのマドレーヌが好きっていうだけです。すごく美味しいんです。

一見小さめの普通のマドレーヌなんですが中にりんごジャムと果肉が入っていて

しっとりした生地に良く合うんです…♥

 

f:id:sacodesu:20210313163118j:plain

紅茶がレモン味ですからりんごのお菓子とはこれまた相性抜群なんですよ。

普通のマドレーヌも(紅茶のオトモとしては定番ですから)合うだろうとは思うん

ですけど、りんごを使ったこのマドレーヌの方がさらにグーンと相性が良いという

ことです。ワンランクアップ、みたいな。

いや、別に回し者でも何でもないんですけどラグノオさんのお菓子って本当に

美味しいものが多いです。

 

f:id:sacodesu:20210313163455j:plain

お茶もお菓子も最高に美味しかったのですが、この日はずーーっと空が曇っていて

あんまりお茶が美味しそうに撮れませんでした。

窓から差し込む自然光、あるのとないのとでは全然印象が変わりますね…

 

 

 

キームン(一級)とサンザシ

f:id:sacodesu:20210303141643j:plain
「サンザシ」のドライフルーツとセレクティーで購入したキームン(一級)。

このサンザシ、好き嫌いが人によって結構分かれるんですが私は割と好きで、

ついつい食べ過ぎてしまうほどお気に入りです。

一応ドライフルーツという括りですが、正確には潰した果肉をお砂糖や寒天と

混ぜて練り固めて乾燥させたものだそうです。

最近主流の甘ったるいトルコ産の干しアンズではなく昔ながらの酸味のある

干しアンズと甘酸っぱい練り梅を混ぜたような味がします。

 

f:id:sacodesu:20210303141841j:plain
消化を助けたりコレステロールを下げるほか、血液をサラサラにしてくれるなど

いろいろと体に良い効能があるようですが、ハイチュウに似たような歯応えと

甘酸っぱい味がクセになるので、本当に食べ過ぎには要注意です。

というのもサンザシは果実としては酸味がかなり強いらしく、それを補うのに

お砂糖が結構な量使われている とのことで… あとはお察しください(笑)

 

f:id:sacodesu:20210303142139j:plain
原産が中国ということでそれにちなみ、お茶も中国紅茶のキームンにしました。

キームンは主に特級と一級が出回っていますが、本日は「一級」です。

 … というのも、紅茶の本に必ずと言っていいほど書いてあるキームンの説明文の

「キームンにはほのかにスモーキーな香りがあり…」というのは特級ではなく

「一級」のキームン の特徴なんだそうです。

 

以前ロンネフェルトのキームンを飲んだのですが、どうもピンと来なかったの

ですよね。あれは特級だったのかなぁ…?

 

sacodesu.hatenablog.com

 

f:id:sacodesu:20210303142215j:plain

茶葉はこんな感じです。

この状態で茶葉の香りを嗅いでみましたが、それほどスモーキーという印象は

なかったです。 

 

f:id:sacodesu:20210303142345j:plain

3分半ほど蒸らしてから飲んでみました。

 

うん、美味しいです。

あまり好きな言い回しではないのですが「普通に美味しい」と思いました。

ロンネフェルトの物と比べるとこちらの方がやや 烏龍茶に似た香り 

しましたが、おそらく世に数多ある紅茶関連の書籍ではこの香りのことを指して

「スモーキー」と形容しているのだということはわかりました。

ただ「スモーキー」という比喩のセンスにいささか首を傾げてしまいます。

もしかしたらまだ烏龍茶が日常の飲み物として定着していなかった時代の比喩を

未だに引き摺っているのかもしれません。

でも時代はもう令和です。

烏龍茶は自販機でも必ずと言っていいほど売られていて愛飲されている方も

多いです。そろそろハッキリ言いましょうよ?

 

「烏龍茶に似た香りがしますよ」と(笑)

 

烏龍茶がお好きな方ならまず、キームンが嫌いだという人はいないと思います。

逆に烏龍茶がお好きではない方にはキームンはおススメできません。

好みがあるので一概には言えませんが、香りに特徴がある紅茶ですので

できれば 甘みはつけずにそのまま熱々を飲む か、微かに甘みを感じるぐらい

にとどめた方が美味しく頂けると思います。

 

「利き酒」ならぬ「利き紅茶」の会みたいな催しがあればキームンは当たる

確率が高そうな気がします(笑)

 

f:id:sacodesu:20210303150323j:plain

ちなみにサンザシとの相性ですが、なかなか良かったです!

中国ではこのような拍子木型ではなく円柱型に成形してコインのように薄く

スライスして食べるらしいですが、横浜の中華街に行けば円柱タイプの物も

売っているのかしらん?

キームン上級、良い意味で重みのあるブレない味なので、ミルクティーでも

美味しく飲めると思います。

よ~し、今度やってみよう~ ♪ 

 

 

 

重たい羊羹は美味しい?

f:id:sacodesu:20210228232140j:plain

春にはやっぱり春らしい明るめの色合いが欲しくなります…

この淡いピンクのお盆は「モロッカン」柄というんでしょうか?

紅茶用に数回使って来ましたが、見ようによっては和柄の網目模様のようにも

見えるので良いんじゃないかと思い、久しぶりに引っ張り出して来ました。

 

うん、あまり違和感ないですね~!

 

温かみのある淡いピンク色がお茶の若草色と良く合います。

 

f:id:sacodesu:20210228232603j:plain

今日のお茶はこちらです。

栗原製茶「奥八女煎茶 媛しずく」

栗原製茶さんではこのようにテイスティング用の茶葉セットが3タイプほど

販売されていて飲み比べることが出来るため初心者の私には勉強になっています。

媛しずくは私が今読んでいる「知識ゼロからの日本茶入門」という本の中でも

「日本の銘茶30選」というページに紹介されていたので味はお墨付きということ

になりますね。ちなみに前に紹介した白形傳四郎商店の「新緑」も同じくそこで

紹介されていたものになります。

日本茶初心者の自分はどんなものを飲んでいいのかわからないので参考にさせて

頂いております。

 

f:id:sacodesu:20210228233511j:plain

茶葉はこのようになっています。すごく細かい。

細かいので「深蒸し煎茶」かと思いきや、一枚目の写真のように明らかに

「煎茶」の水色。これは「新緑」と同じ「上級煎茶」ということですね。

うーーん… 茶葉を見ただけじゃわからないものですね~。

 

f:id:sacodesu:20210228233910j:plain

「新緑」は子どもの頃から飲んでいた緑茶の色や味に近かったけれど、香りに

その名に相応しい「新緑」の清々しさが感じられる強めの味のお茶でした。

対してこの「媛しずく」はやや水色の緑が濃く、味が優しくまろやかで

「えっ!?」と拍子抜けするぐらいまったく渋みがありません。

なのでとても飲みやすい。グイグイと自己主張をして来ない分どんな食べ物にも

合いそうな味でもあります。ありがたし!

 

いつもの比喩でいうと、「新緑」は男性的。

若くてはつらつとした体育会系の明るい新入社員男子、という感じ。

そしてこの「媛しずく」はその名の通りお姫様ですね。

それも一番下の末娘で姉たちとは歳もかなり離れている感じ。

物静かで少し内気な感じの性格に思えます(意味不明ですみません)

 

f:id:sacodesu:20210228235737j:plain

星野製茶園「星の 抹茶ようかん」

「八女玉露」で広く名前の知れ渡っている星野製茶園さんの抹茶ようかんです。

似ているけれど微妙に違う産地。

栗原製茶さんは「奥八女」、星野製茶園さんは「八女」なんですね。

 

f:id:sacodesu:20210301002524j:plain

届いた箱を見てやはり小ぶりだなーと思ったのですが、持ってみて感動。

ずっしり重い。これは絶対美味しいはず。

これは私の個人的な感想ですが「羊羹は重ければ重いほど美味しい」と思って

おります。有名なとらやの羊羹なんかはひと棹が特に重いですよね。

特に見た目が小さいのに持った時にずっしりくるのはまず間違いない。

で、結論から言うとやっぱり「当たり」でした。濃い~~~~!

手頃なサイズなのでちょっとした手みやげにも喜ばれそうです ♪

 

f:id:sacodesu:20210301003400j:plain

今回初登場のドット柄の湯呑みです。

汲み出しより少し高さがあるけれどたっぷり飲めるこの形の方が好きかも。

 

 

 

物産展の誘惑

f:id:sacodesu:20210303110109j:plain

先日隣町まで通院の帰り、ふと立ち寄った駅ビルの本屋さんで面白そうな本を発見。

早速購入して「いい買い物したなぁ」と思いながらエスカレーターで移動したら、

何やら遠目にも美味しそうなパッケージが… 

 

あっ!沖縄の物産展やっている~~ (´∀`艸)♡!

 

とはいえここで開催される物産展は正直ビミョーな品ぞろえの時もあるので

飛びつきたいのをこらえ、まずはそーーっと横目でチラ見して通り過ぎて偵察。

 

今回の沖縄物産展はなかなかの本格的な品ぞろえ!これは買わねば!

 いや、こんな田舎町に住んでいると物産展って本当に楽しいんです。

もう「物産展」という文字を発見しただけでもワクワクします。

事前に知っていて「狙って」行ったわけではなく、知らずに出かけたら偶然

やっていたっていう今回のようなシチュエーションは特にワクワクです。

 

f:id:sacodesu:20210303111015j:plain

 

f:id:sacodesu:20210303111200j:plain
あれもいいなー、これもいいなー… とさんざん迷って結局王道中の王道、

御菓子御殿「紅いもタルト」を買いました。

両親が沖縄に旅行した時におみやげに貰ったんですが、想像以上に美味しくて

目がハート型になった記憶が。

やっぱりお茶の友に一つだけ選ぶとしたらこれでしょ!

ちなみに最後までどちらを買うか迷っていたのが「雪塩ちんすこう」。

普通の味のちんすこうは何度か食べたことがあるんですがこれはまだ一度も食べた

ことがないんですよね。次回また沖縄物産展が開催されていたら今度はそっちを

購入して食べてみたいです。

 

f:id:sacodesu:20210303111228j:plain

お茶はベノアのアッサムにメルローズアールグレイを混ぜてミルクティー

しました。やっぱり紅いもの素朴かつ濃厚な美味しさにはミルクが合いますよね。

ベノアのアッサムは(アッサムにしては)軽めの味わいなので心もち多めに。

アールグレイは主張が出すぎないように、隠し味として少なめで。

カフェオレみたいに濃いめの色ですが、これぐらいの水色(すいしょく)でも

とてもあっさりした味です。

 

f:id:sacodesu:20210303111702j:plain

自分は生まれも育ちも神奈川県の上、夫も同じ神奈川県民なので他の都道府県に

住んだ経験がありません。

 

神奈川県の物産展ってあるのかな?

あるとしたらどんなものが並んでいるのかなー、と想像してみました。

 

★食べ物系

崎陽軒のシウマイ(横浜市

中華まん各種(横浜市・中華街)

よこすか海軍カレー横須賀市

鳩サブレー鎌倉市

かまぼこ(小田原市

(鈴廣、丸う、かごせいなどが特に有名)

まぐろ味噌漬・粕漬(三浦市

高座豚の味噌漬け(綾瀬市藤沢市など)

足柄茶山北町南足柄市ほか)

 

★食べ物以外

寄木細工(箱根町

鎌倉彫(鎌倉市

大山こま(伊勢原市

 

辺りかなぁ…… 

うぅ、食べ物以外の品物がほとんど思いつかないや…(汗

 

 

 

 

春色こんぺいとう

f:id:sacodesu:20210216133128j:plain

春らしい色のお菓子にもいろいろありますが、今日はこんな懐かしくて可愛い

お菓子「こんぺいとう」をお茶の友にしてみました。

 

f:id:sacodesu:20210216133440j:plain

お茶は先日ご紹介したルピシアの「頴娃 あさつゆ」です。

香りが良くまろやかで美味しいのですが深蒸し茶なので葉が細かく粉のように

なって底にドロッと溜まるのですが夫も娘も嫌がるどころか

「うっかり粉まで飲んでしまったけど苦くない!美味しい!」と絶賛です。

 

ところで「頴娃」って読み方難しくないですか…?

これで「えい」と読むそうです。「頴」も「娃」も見たことのない漢字だった

ので、不勉強な私は最初中国の地名かと思ってしまいました。

鹿児島県の皆さん、ごめんなさい。

 一応漢検二級を持っているんですが、それでも読めませんでした。

美味しいお茶の産地として有名だそうでお恥ずかしい限りです。

でも、お蔭でしっかりその名を覚えましたっ!!

 

f:id:sacodesu:20210216134820j:plain

マルタ食品「花コンペイ糖詰合せ」

それぞれに花の名前の付いた小袋入りのこんぺいとうが5種類。それが10袋ずつ

入ってお買い得な詰合せで売られています。

色ごとに味(というか香り?)が違っていて黄色はパイナップル、緑はメロン

といった感じでバリエーションが楽しめます。

 

f:id:sacodesu:20210216135313j:plain

左上から右へ「あじさい」「コスモス」、下段左から右へ「ふじ」「たんぽぽ」

「さくら」という名前がつけられています。

今回は春を連想する色ということで右下真ん中の「たんぽぽ」を1袋とその右の

「さくら」を2袋ほどお皿に盛りました。

 

f:id:sacodesu:20210216135830j:plain

想像していた以上に日本茶によく合って、良いお茶の友でした。

こんぺいとうって要はお砂糖の塊だし気取らない 駄菓子 に近い位置づけだと

思っていたんですが、上等の物は 干菓子 に分類されるのですね!

確かに氷砂糖に似た口当たりの上品な甘さではありますが、意外でした。

ストレートの紅茶にも合いそうですし、夫も娘も好きなのでまとめ買いしても

すぐ食べきってしまいそうです。