茶飲みアリクイ雑記帳

美味しいお茶とお菓子、オオアリクイグッズ収集、カメラ嫌いな愛猫 … 身の丈に合った生活を楽しんでます。

抹茶スイーツに合わせる飲み物モンダイ?

春から初夏へとなだらかに移り行く「はず」のこの時期…

夏のような暑い日があったかと思えば、雨が降って肌寒い日が続いたりと、

ジェットコースターみたいなお天気になかなかついていけません。

そんなよくわからないお天気の中でも暦だけは容赦なく進んでゆくわけで、

日本茶党の方はそろそろ新茶の気になる時季ではないでしょうか。

 

ところでお茶と言えばもうだいぶ前からちょっと悩んでいることが。

というのは……

 

「これからの時季、大量に巷にあふれてくる(であろう)抹茶スイーツ。

結局のところ、飲み物は何がベストなの!?問題」であります。

 

抹茶スイーツなんだから抹茶で、というのはかなりヘビーだと思うし…

煎茶は無難だろうけど渋みが強くなる気もするし、面白みに欠ける…

やっぱり牛乳やコーヒーが合うんじゃないかと思うけど… うーむ。

 

というわけで、今のところ私は濃い目のミルクティーで通しております。

最近はほうじ茶スイーツも多くなりましたね。あれも悩むわあ…

 

紅茶専門店ディンブラ「ウバ」

福箱に入っていたものです。いつもはアッサム贔屓の私。ウバを飲むのは

3年ぶりぐらいでしょうか…

 

茶葉はこんな感じ。サラサラと細かいBOPです。

この細かさでウバということは(…ってウバはほぼ全部BOPですが)濃いめに

入るだろうなーと考えて蒸らし時間は3分半ほど。

ポットに熱湯を注いだ瞬間からいい感じに香りが立ち昇り、蒸らしている間にも

期待が高まりました。

 

いい色!!美味しいーーー!!

実際に飲んでみて喉越しの良さに「ああ、やっぱり品の良い味だ~」と思ったの

ですが…

ちょっと前に書いた電子レンジで作るトワイニングのゴールデンアッサムの

ミルクティーの味にハマッていた娘は「う~~~ん……」と渋い顔。

 

( ↓ ちなみにこの記事です)

sacodesu.hatenablog.com

 

このところミルクティーと言えばちゃんとリーフで淹れる時も東インド会社

アッサムばかりだったこともあり、すっかりアッサムの強さ、ぶれないどっしり

したコクに惚れ込んだ様子で、ウバのミルクティーでは物足りなかった様子。

(香りとかスーッとしたキレの良さとか、品があるでしょ?)だの

(いやいや、ウバと言えば世界三大紅茶の一つなんだよ?)だの

いろいろと評価を引き出そうとしたのですが、アッサムが良い、と。

 

フッフッフ… じゃあこのウバは私専用だぁッ!!

 

モンテール「深み抹茶の手巻きロール」

お馴染み、スーパーで買える美味しいスイーツと言えば、の「モンテール」。

既に何度かこのブログでも絶賛して参りましたが、今回も美味しかったです。

ふわっふわの生地になめらか~なクリームの舌触りはたまりません。

ウバをミルクティーにすることでミルクとケーキのクリームの脂肪分が

自然に溶けてよく合いましたし、抹茶の強い香りにも屈することない紅茶

そのものの香り立ちの良さもあってとても良かった。

多分アッサムでも良かったのかもしれないけれどウバはそこまでの強さでも

ないのでちょうど「引き分け」にすることができた感じでしょうか。

意図的に濃く淹れたアッサムのミルクティーだったら逆に抹茶ロールの方が負けて

しまっていたかもしれないです。

喉越しがよく、後味もスーッと潔いウバだからこそのマリアージュ?マッチング?

だったのではないかと思います。

 

「抹茶スイーツに合わせる飲み物は何がベスト?問題」ですが、今回の

結果がとても良かったので、今後もしばらくは濃いめに淹れたミルクティー

押し通そうと決めました。ウバの ♫

 

 

 

うさぎリンゴ

お題「おにぎり、ウィンナー、卵焼きの3大セットに1つくわえるなら?」

 

なんとも楽しいお題を発見!

なんとなく「これは遠足のお弁当かな?」と勝手に想像して考えてみました。

最初にいいなと思ったのは鶏肉の唐揚げだったんですが、栄養のバランスが

良くないかなー、と思い直しました。かと言って楽しい遠足に野菜のおかず

というのも無粋な気がするし…

 

というわけで、私がこの3大セットにもう1つ加えるなら果物。

特にうさぎリンゴ だったら最高です!!

ただリンゴを切って剥いたのじゃなくて、皮でうさぎの耳をこしらえる

アレです。私の通っていた小学校(中学校も)は当時はまだ給食が導入されて

おらず、市内の小中学生にとってお弁当持参は日常でした。

でも、そんな「日常」の中の特別な一日

例えば遠足や運動会に果物がお弁当のデザートとしてついてくると、それは

小さな非日常に変わる。面倒くさがり屋のお母さんがリンゴでうさぎの耳を

作ってくれる、そのひと手間がうれしかった記憶があるんで…

キャラ弁などまだ存在しなかった時代、タコさん&カニさんウインナーや、

切るとお花や蝶々の模様が現れる太巻き寿司、そしてうさぎリンゴ辺りが

お母さんたちの精一杯の腕の見せ所でした。

 

時期的にりんごが旬でない季節ならイチゴやマスカットでもうれしい。

果物はたいてい彩りも良いしちょっと気分上がります。

 

 

 

コレクション その53(古いポストカード)

 

古いポストカードです。
ヤフオクでだいぶ前から出品されていたもので、入札しようかどうしようか
ずーっと悩んでいたのですが、思い切って入札し購入した品です。
詳細はわかりませんが、おそらく戦前の物だと思われます。

※ちょっと血生臭い絵が描かれているので、苦手な方は以下の画像は
ご覧にならない
方がよろしいと思います。ご注意ください
(うっかりご覧になってしまわれぬよう、広めに余白をあけておきます)

 

 

 

 

 

 

 

 

オオアリクイが獰猛な大型肉食獣に襲撃され、今まさに生きるか死ぬかの
死闘を繰り広げている…!
一見すると鬼気迫り来るような素晴らしいタッチの絵なんですが、
下の方に書かれている説明文を読んでみると…

 

【大蟻喰と阿弗利加豹ピユマの闘争】
疾風迅雷ピユマの襲撃 風なまぐさきアフリカの原野

んん〜〜!?

ピューマの別名は「阿弗利加豹(アリカ豹)ではなく 「アリカライオン 。
博物学者の南方熊楠は「亜米利加獅」や「米獅」と書いたとか。
でも一番大切なことは、そもそもピューマオオアリクイ
どちらもアフリカ大陸には生息していないということです。
うーん、惜しい。

このポストカードが手元に届いた時、あまりの迫力に打ちのめされ、
これはとても100均で売られているようなフレームには合わないなぁと思い、
イメージに合ったフレームをネットで探し求めてこちらを購入しました。
我ながらなかなか良い選択だったのではなかろうかと思っております。

でも…

そこまでこだわってみたものの、冷静に考えたら気軽に部屋に飾れるような
類の絵ではないんですよね。この凄惨な弱肉強食の世界。
私には貴重な名画でも家に遊びに来たお客さんがこの絵を見たらほぼ確実に
ドン引きされることでしょう。

なので日常的に飾ってはいませんが時々引っ張り出して来て眺めては
この絵を描かれた方の想像力(おそらく想像で描かれたものですよね…)の豊かさに
感嘆のため息をつくのでした。まさに名画です。



 

 

春のもなか祭り

 

今週のお題「あんこ」

 

今回お題がタイムリー過ぎて驚きを隠せないササコチです。

というのも先日のこと…

本厚木に用事があって出掛けた帰り、ふと思いついて、前から行ってみたかった

(有)北川製餡さんに初めて行ってみたのです。

お店の名前は「製餡」となっていますが小売OKで、つぶ餡、こし餡、白餡を

なんと300gから量り売りしてもらえます。

あんこ屋さんなので原材料である豆類や砂糖類が何種類もズラリと並んで

いるのはもちろんですが、他にも各種和洋菓子の材料も豊富に揃っており、

しかも良心的な価格のため、お菓子を手作りするのが趣味という皆さまが

遠方から車で大量に買い出しに来たりもされているようです。

 

というわけで、ササコチも簡単な和菓子作りを楽しんでみようと思い…

つぶ餡と白餡を300gずつ、桜の花の塩漬け、手作り用もなかの皮1袋を

購入しました!

帰宅後、もう少し風味付けのバリエーションがあった方が良いかな?と思い、

スーパーで抹茶とバニラアイスクリームも追加で購入しました。

さあ、もなか祭りの始まりです!

 

30分ほど水に浸して塩抜きした桜の塩漬けです。

茎を少しカットしてからキッチンペーパーで水気を切って準備万端。

 

こちらはつぶ餡。

秋冬の寒い季節にお汁粉を作りたくなったら、今度からあんこはこちらで買おう!

今回は夫の好きなつぶ餡にしましたが私と娘はこし餡派なので、次にお店に

行く時はこし餡を買ってこようかなと思います。

きっとこし餡も美味しいんだろうな~。

 

もなかの皮は桜の花の形、ひょうたんの形、お城の形、ひとくちサイズの鈴の形と

4種類ほど入っていました。私はあんこを盛った上にさらにアイスを詰めたかった

ので、人生初のもなかチャレンジは他の型より若干深めで詰めやすそうな

ひょうたん型を選んでみました。

こうして今見てみるとかなり雑な出来ですね……

せっかくの美味しいあんこなのだから隙間なくみちみちに詰めたら良かったのに

「わー、楽しい!」という興奮が先走った結果がコレです(汗

自分で用意しておきながら、なんのためのバターナイフだったんでしょう(笑)

 

スーパーで買ったアイスを詰めます。ああ、ワクワクする〜〜!

子どもの頃からもなかアイス大好きなんです。

 

不器用なので若干はみ出してしまいましたが、桜の花もトッピングしてなかなか

可愛らしい感じになりました。

何も欲張ってこんなにテンコ盛りにせず、蓋になる側のもなか皮の中にアイスを

詰めたら良かっただけのことなんですが、バニラの優しい乳白色と桜の花の色の

対比が可愛らしくてついつい無理やり…… (⁠´⁠(⁠ェ⁠)⁠`⁠;)

 

ルピシア「抹茶入り煎茶 夢がたり」

二度あることはなんとやらで、これもやらかしました。

うっかりして開けてしまってから「あ!」と気付いて慌てて撮りまして。

「おいおい!少し落ち着けーぃ!」って叫びたくなるわもう…

いくら楽しかったからとはいえ、還暦過ぎたオバサンのくせにあまりにも

落ち着きがなさすぎ(てか単にお間抜けなだけでは?)。

 

あ、色が綺麗…!

画像だと暗めになってしまいましたが少し青みがかった緑色が清々しい

スッキリした味わいのお茶でした。

最近以前より緑茶を飲む回数が減ったので家には伊藤園ティーバッグのもの

ぐらいしか常備して飲んでいないのですが、水色(すいしょく)が全然違います。

伊藤園ティーバッグは明るい黄緑色がサーッとすぐに出ますが、こちらの色は

じわじわと時間をかけてこの青みがかった色が出てくる感じ。

もなかの皮が香ばしいので同じように香ばしいほうじ茶が合うかなーと思ったん

ですが、今回はアクセントに抹茶も使いたかったのであえて緑茶にしました。

市販のもなかに合わせる場合はほうじ茶の方が絶対合うと思います。

 

バリエーション違いでもうひとつ。お城のもなか。

中身はたっぷりの白餡に少しだけ抹茶を振りかけています。これも美味しかった。

でも繊細な香りと味わいの白餡に抹茶は合わなかったかも……

白餡と桜 or つぶ餡と抹茶が良い感じでした。アイスはどちらでも合います。

これ「夏のアイスもなか祭り」もイケますね。皮とバニラアイスだけ買ってきて

好みで抹茶やインスタントコーヒー、ココアパウダー、ジャム、はちみつなんか

好きにトッピングして。家にあるもので味に変化がつけられるのはうれしい。

ゆであずきをアイスに混ぜ込んで小倉アイス風にして挟んでも美味しそう ♫

 

このもなか皮は小田原で作られているので、このお城はもちろん小田原城

小田原城、娘が小さかった頃にドライブで何度か行ったはずなのに、日本史に

あまり興味がないせいか、どうも他のお城との外観上の違いがよくわからないん

ですよね… 情けなや(汗

 

しかしこのもなかの皮、とてもいいお買い物でした。

家族みんなそれぞれの「マイもなか」作りに夢中になってしまいました。

全員大人なのに、まあ、楽しくて仕方がない(笑)

あっという間になくなってしまったので次は2パック買って帰りたい。

香ばしくて、バリッ!サクッサクッ……と小気味よい歯応えがなんとも楽しかった。

ついつい食べ過ぎてしまいました。美味しかったーーー(*´ω`*)

 

 

 

 

食感の違いを楽しむ

春なのでミントンの「スプリングバレー」のトリオを出して来ました ♫

最近このサイズのお皿が某フリマアプリでお安く出品されていたので、

これはもう即買わねばとポチって揃えたものです。

ミントンの食器の中ではあまり高価なシリーズではないのですが、既に廃版…

どころかミントンというブランド自体がなくなっているので、チャンスが

あれば買っておきたかったんです。

カップ&ソーサーを買ったのがもう30年以上も昔のことですから、やっと

仲間が来てくれて喜んでくれているかもしれません。

 

紅茶専門店ディンブラ「ディンブラ」

今回はバターチーズサンドということで、さっぱりストレートティー

しようと決めてはいたんですが、キームンとディンブラのどちらにする

かで迷いました。プレーンなバターチーズサンドなら迷わずキームンを

選ぶところですが、いちごの香りにはキームンは今ひとつ合わないかも

しれないと思い、ここは無難にディンブラにしました。

今回いろいろな要素が詰まった難しいお菓子だったけど、よく合いました。

さすがは優等生のディンブラ。美味しかったです!

 

RUNNY CHEESE(ラニーチーズ)「羽二重いちごバターチーズサンド」

ラニーチーズは2019年10月に福井県でオープンしたチーズレストラン、

チーズケーキ専門店です。

福井県の有名なお菓子といえば羽二重餅

名産の絹織物「羽二重織」にあやかってその名がついたのだとか。

こちらはその柔らか〜く繊細な羽二重餅をいちごバタークリームで包み、

チーズクッキーでサンドした、見た目も可愛らしい贅沢なお菓子です。

 

上の画像の「層」を説明すると…

まずは底にはチーズクッキー、その上にいちご餡、その上が羽二重餅

ドライいちご、そしてたっぷりのいちごバターを盛った上に再びチーズクッキー

を載せてサンド、という構成になっています。

ドライいちごのプチップチッとつぶれる感じといちご餡のねっとり感、羽二重餅

しっとり柔らかい安心感が複雑に絡んで唯一無二の個性を放っていました。

いちごバターは食べている時にはいちごの香りが勝っていてあまりバターの

香りは感じませんが、食べ終わるとほのかにバターの残り香が鼻に抜けます。

素材同士のハーモニーというよりはそれぞれの食感の個性の違い、面白さを

そのまま味わう楽しいお菓子ですね!

バターチーズサンドは他にもいろいろなフレーバーが発売されているようで、

それぞれのフレーバーが一個ずつセットになっている欲張りさんにうれしい

詰合せもあります。

 

runnycheese.base.shop

 

美味しかったので次は他のフレーバーも試してみたくなりました。

羽二重餅の入っていないシンプルなタイプのバターチーズサンドもいろいろな

フレーバーがあるので、もちもち感の苦手な方はそちらをどうぞ!